乳幼児期に喘息と診断されても適切な治療を受ければ、60%は6歳までに治るといわれています。もし治療をせずに放置して発作を繰り返していると、気管支の内腔は狭くなったままもとに戻りにくくなり、気管支喘息は治りにくくなります。その結果、一部の子どもは成人の気管支喘息に移行することになります。思春期の気管支喘息児では定期的な通院が難しいなどの理由で、治療が中断することがあります。
気道の炎症が悪化しているのに、単に発作を抑えるだけのその場しのぎの治療を手持ちの薬で行っていて、受診が遅れたために不幸にして死亡した例もあるので、病気に対する理解を深め、きちんとした治療を続けることが重要です。
詳しくは気管支喘息をご覧ください。
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